日中翻訳コンテスト  2005年11月

            


2005年11月中訳の優秀答案当選者5名:(首選者)尾張佳光(京都市曹亜輝(中国青島市鈴木勉(青森県)田村幸子(香川県)


宗教の先の宗教の根源へ:今の仏教人気にはごく自然な日本人の感受性に立ち戻りたいという感じを受ける。土着の生活感をベースに宗教ともいえない宗教と仏教がいっしょになった、いわば神仏習合に向かっているのでは。日本的なものへの志向に対する警戒感は当然あるのだが、戦後のゆがみのひとつがナショナリズムという形を取っているのは間違いないが、それとは別におこっている自然体への回帰の傾向までナショナリズムだとつぶしにかかると、日本人は「よって立つところがなくなってしまう」という。さて、仏教人気はどこまで行くのか?「みんな本当は仏教の先にあるものに関心があって、今は通過点では」一人で先を進んでいることは間違いないみたい。



参考译文之一: 「探索原始宗教的根源」:当前的佛教热,能够使我们觉察到一种极为自然的日本人的感性回归的潮流。以原始民的生活感觉为基础而兴起,然而还称不上是宗教的原始宗教与佛教的合流,可以说是趋向一种神佛调和吧。对于日本式的思潮,心存戒备也是自然的。二战后被曲解了的一种思潮就是国家民族主义的抬头,这一点虽然没有什么错,但是如果把其他回归于传统的思潮也诋毁成国家民族主义的话,一般日本人就会说:”那样的话我们将失去我们的传统。那么,佛教热会发展到什么地步呢? “大家真的关心的只是佛教的真髓,现在正在向这个方向前进。看起来, 一位先知看到了这一点是无可非议的。(翻译者: 尾张佳光)


参考译文之二:探索原始宗教的根源」:眼下的佛教热,能够使我们感受到一种极为自然的向着日本人的原始感受性回归的愿望或许它的目标是探索缘于定居生活基础上的原始宗教与佛教的融合,即所谓的神佛融合吧。当然这里面不乏对日本膜拜的一种警戒心理,战后的歧途之一采取了民族主义的形式,这是不可否认的。但如果将与其分道而行的回归自然的倾向也诋毁为民族主义,那日本人一定会说“我们简直没有立足之地了”那么,这种佛教热到底会走向哪里呢?“其实大家真正感兴趣的是佛教之前的宗教,现在只是一个必经阶段吧”看来它势必按照自己的方式前行的。(翻译者:曹亚辉)