日中翻訳コンテスト  2003年3月

             



2003年3月

2003年3月の中訳の優秀答案当選者5名:松村奈穂子(京都府村井幸子(福島県)田村次郎(兵庫県向井千恵(沖縄県)、坂村信夫(鹿児島市)


原文:「からだの内側から、熱せられた意識の波動が冷たい大気のなかに流れだしていくようだった。見るものすべてが、はるか彼方の天上にむかってそそり立っているではないか。ビクトリアの光った先端はむろんのこと、おびただしい数の松の樹々も、黒々とした針のような岩石群のどれもこれもが、垂直の天空をめざして諸手を差しだし、雄叫びをあげている。その岩肌や山頂のどこからも、カミの声はきこえてこなかったのである。松並木のどの空間からもホトケのささやきはきこえてこない。山嶽のなかにカミが鎮まっているようにはとても思えない。樹林や森のなかにホトケの身じろぎを感ずることなど想像もできなかったのである。

译文之一: 「我感到自己身体内发热意识的波动向冰冷的空气中流出去.一切的东西都耸立指着遥远的天空.不用说耀眼维多利亚山顶,就是数不清的松树和好像缝针似的K色山群等,都向高高的天空呐喊着伸出双手。那时,在那个岩石或者山顶上,我也没有听见上帝的声音。加之,在那个松树中也没有听见佛的耳语。我怎么也不能认识到山群里面隐藏着上帝。并且,无法想像树林或者森林里面感觉到佛的存在。 (翻译:松村奈穗子 京都府)


译文之二: 「从我的身体内似乎一股股热浪的波动朝外流向冷冷的大气。我所见到的一切难道不都在遥远的天边朝着我巍巍耸立着吗? 那里当然有闪着光的维多利亚峰, 也有无边无尽的松林,还有K压压如同针尖似的岩石群散乱在这里和那里,它们似乎都直直地曾先恐后地向天空伸着双手吼叫着。无论在岩面上或在山顶上我都听不到上帝的呼喊,无论在松林深处或什么空间里我也听不到佛的低语。山峦溪谷之中我怎么也想像不出有上帝的坐镇,深林密境之地我也怎么也想像不出佛的驾御。」(翻译:凌焱)





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