日中翻訳コンテスト  cj2022年10

              

 


祝福』簡介: 主人公祥林嫂在前夫去世後從偏遠的農家逃到魯鎮做女傭,但是被婆家發現後綁架回鄉強行再嫁,不幸的是再婚的丈夫去世,唯一的兒子被狼吃掉。再次回到女傭生活的她由于悲慘的遭遇沒有獲得社會的同情而是遭到社會的歧視,詛咒和拋棄。最後沿街乞討,在魯鎮新年祝福的鞭炮聲中慘死在街頭。她的一生實在令人落淚。但這是中國中近代農村貧窮婦女悲慘命運的歷史現實。中國文化沙龍從20221月到202312月分24次連載。

 


2022年10月優秀当選者5名: 佐々木翔子 田中美佐子 藤井佳苗 江川美帆 藤田千鶴子  翻訳努力当選者:4名:  田中敏江 劉静辰 大山恵子 井伊幸広  

 


《鲁迅: 祝福-10: “既是她的婆婆要她回去,那有什么话呢。”四叔    于是算清了工,一共一千七百五十文,她全存在主人家,一文也没有用,便都交她的婆婆。那女人又取了衣服,道过谢,出去了。其是正午。“阿呀,米呢?祥林嫂不是去淘米的?……”好一会,四婶这才惊叫起来。她大有些饿得午了。于是大家分头寻。她先到厨下,次到堂前,后到房,全不的影子。四叔踱出外,也不,一直到河,才平平正正的放在岸上,旁边还有一株菜。看的人,河里面上午就泊了一只白篷船,篷是全盖起来的,不知道什人在里面,但事前也没有人去理会他。待到祥林嫂出来掏米,刚刚要跪下去,那船里便突然跳出两个男人来,像是山里人,一个抱住她,一个帮着,拖船去了。林嫂哭喊了几声,此后便再没有什声息,大约给用什堵住了。接着就走上两个女人来,一个不认识,一个就是婆于。里,不很分明,她像是捆了躺在船板上。(395)


迅:祝福-10》: 「姑が戻れと言うのだから何を言っても無駄だな」四叔は言った。そこで、賃金を数えてみると合計で一千七百五十文にもなった。彼女はすべて主の家に置いており、一文も使っていなかった為、すべて姑へ渡した。その女は祥林嫂の衣服を手に取り、謝意を示すと立ち去って行った。その時はすでに正午であった。「あ、米は?祥林嫂は米を研ぎに行ったんじゃあ?…」ちょいと間があってから、四叔の奥さんはようやく驚いて声を上げた.彼女は少しばかり腹が減ったので、昼食を思い出したようである。そこで、皆で手分けして米研ぎ笊を探し廻った彼女はまず台所に向かい、次に母屋の前、それから寝室に行ったが、笊は影も形もなかった。四叔はゆっくり外へ出て探す。川辺まで何も見なかった。初めて目に映ったのは、川の岸辺に笊が並んで、そばには一株野菜もあった見た人の話によれば、朝、川に白いカバー掛けている木船が係留していて、カバー完全に覆われていた為に誰が乗っていたかは分からなかったという。しかし、誰も気にかけてはいなかった。祥林嫂が米を研ぎにやって来て、ちょうど膝をついた時だった。その船から突然二人の男が飛び出してきたのだ。山間からの人ようだった。一人は彼女を抱え、もう一人が協力して船の中に引きずり込んだ。祥林嫂はまだ何度か泣き叫んでいたが、その後は物音がしなくなったので何かで塞がれたのだろう。すると、二人の女が現れた。一人は見知らぬ女で、もう一人は衛ばあさんだった。船内を覗き見すると、あまりはっきりとは見えなかったが、彼女は縛られて船板の上に横たわっているようだった。(翻訳者:佐々木翔子)