2006年5月の優秀答案当選者5名: ★小沢善次郎(岩手県)、田村進一(沖縄県)、中尾武雄(名古屋市)、原貞子(徳島市)、野田宮地(島根県) どんなガンでもあきらめない:ほんの少し前まで、近大西洋医学の目ざましい発展に対して、人々は何の疑問も抱かなかった。いま、その信頼がゆらいでいる。ひとつには、手術と抗癌剤と放射線による苦しい治療のあげく、悲惨な状態で死んでいく癌患者が多いことだ。もうひとつは、人間の身体を部品の集合体とみなし、部品を修理すれば病気が治るという機械論的合理主義の限界が知られてきたからだ。むしろ、漢方などの伝統医療や代替医療(西洋医学以外の医療)の方が、人間をまるごととらえ、好結果を生むこともある。しかしながら、一方ではいんちき代替医療に引っかかって、法外な費用をとられたあげくにぐちゃぐちゃにされてしまう患者も後を絶たない。ひとりでもそういう患者を看た医師は、代替医療アレルギーになる傾向がある。 参考訳文:“无论什么样的癌症也不灰心失望” ,直到最近,在近代西方医学界令人惊异的发展中,人们对于这一点不抱任何怀疑。但是,现在这种信赖在动摇了,其一:在手术,抗癌药物治疗和放射线治疗的夹攻中悲惨死去的癌症病人为数不少。其二:把人体当成部件的集合体, 修好了部件也就治好了病的机械的合理主义是有限度的。那么,与其如此,还不如用西洋医学以外的中药等传统疗法等代替疗法把人体看做是一个整体来治疗的话,还可能带来好的结果。正因如此, 被那些骗人的代替疗法骗得团团转,莫名其妙地花掉大笔费用不说还被折腾得不死不活的病人层出不穷。这种病人哪怕只是少数也让医生对于代替疗法神经过敏。(翻訳者:小沢善次郎) |