大足石刻(だいそくせっこく)は、中国重慶市大足区にある佛教石窟。
1999年にユネスコの世界文化遺産に登録された。大足石刻では、9世紀の晩唐の景福元年(紀元892年)から
13世紀頃南宋の1162年まで。250年間で作成した。の大乗佛教の石仏が岩の壁に彫刻されている。ほとんどが仏教に関する石仏であるが、道教の神々の像も彫刻されている。
全部で70ヶ所、造型は10万体、仏像は4600尊。
中でも宝頂山にある仏陀の滅を描いた釈迦涅槃像が有名で、これは31メートルの長さを有している。
他に有名なものとして、金箔を張った千手観音菩薩があり、これは実際に千以上の手を有している。 保存状態の良さでも知られ、人里離れた場所にあったのが要因である。1961年に全国重点文物保護単位に指定。
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