日中翻訳コンテスト cj2022年2月
『祝福』簡介:
主人公祥林嫂在前夫去世後從偏遠的農家逃到魯鎮做女傭,但是被婆家發現後綁架回鄉強行再嫁,不幸的是再婚的丈夫去世,唯一的兒子被狼吃掉。再次回到女傭生活的她由于悲慘的遭遇沒有獲得社會的同情而是遭到社會的歧視,詛咒和拋棄。最後沿街乞討,在魯鎮新年祝福的鞭炮聲中慘死在街頭。她的一生實在令人落淚。但這是中國中近代農村貧窮婦女悲慘命運的歷史現實。中國文化沙龍從2022年1月到2023年12月分24次連載 。
2022年2月優秀当選者5名: ★藤井佳苗 ★江川美帆 ★田中美佐子 浅岡文子 岡田哲夫 翻訳努力当選者6名:相生貞子 窪田修子 宮協章次 土井比佐子 上田和夫 陳静達
《鲁迅: 祝福-2》:杀鸡,宰鹅,买猪肉,用心细细的洗,女人的臂膊都在水里浸得通红,有的还带着绞丝银镯子。煮熟之后,横七竖八的插些筷子在这类东西上,可就称为“福礼”了,五更天陈列起来,并且点上香烛,恭请福神们来享用,拜的却只限于男人,拜完自然仍然是放爆竹。年年如此,家家如此,——只要买得起福礼和爆竹之类的——今年自然也如此。天色愈阴暗了,下午竟下起雪来,雪花大的有梅花那么大,满天飞舞,夹着烟霭和忙碌的气色,将鲁镇乱成一团糟。我回到四叔的书房里时,瓦楞上已经雪白,房里也映得较光明,极分明的显出壁上挂着的朱拓的大“寿”字,陈抟老祖写的,一边的对联已经脱落,松松的卷了放在长桌上,一边的还在,道是“事理通达心气和平”。我又无聊赖的到窗下的案头去一翻,只见一堆似乎未必完全的《康熙字典》,一部《近思录集注》和一部《四书衬》。无论如何、我明天决计要走了。况且,一直到昨天遇见祥林嫂的事,也就使我不能安住。那是下午,我到镇的东头访过一个朋友,走出来,就在河边遇见她;而且见她瞪着的眼睛的视线,就知道明明是向我走来的。(440)
《魯迅:祝福−2》 鶏をガチョウもさばいて、豚肉も買って、それらを隅々まで入念に洗う。女の腕は水に浸ったため真っ赤であるが、それでもある者は、銀のブレスレットを外すことはない。煮上がったら四方八方から箸をその上に刺したら(七豎八的插些筷子)これを「福礼」と称する。夜明け前(五更天)の暗いうちに並べ始めて線香やろうそくに火を灯し謹んで福神様におもてなしをする。だが祈りは男だけに限られ、それが終わると当たり前のように決まって爆竹を鳴らす、いつの年も、どこの家も同じだ。せめて福礼や爆竹などが買えたら。もちろん今年も同じだ。空模様もまた一段と暗くなり、午後には予期せず雪がちらつき始めた。大きい雪花は梅の花のように大きく、満天の空を舞い、炊煙と町の忙しない様子も相まって、魯鎮の街をより一層混沌とさせていた(將魯鎮亂成一團糟)。私が四叔の書斎に戻ると、瓦の上はすでに真っ白で、雪が部屋の中まで反射してわりと明るく、壁に掛けられている真っ赤な朱砂拓本の大きな「寿」字がはっきりと際立っていた。この字は陳摶老祖(伝説中唐から宋まで118歳の老道士)の作品と言われる。「寿」字両側左右の対聯の場所には、片聯が脱落して、緩めにくるくる丸まって机の上置かれている。もう片聯は「事理通達心気和平」(事理に通ずれば気持ちが平穏である)」と書いている。私は退屈に窓下の文机上の書の積みに手を伸びた。書の積み.には、全部揃っていないらしい「康熙字典」と「近思録集注」と「四書襯」があった。何がなんでも明日ここを出ていこう。ましてや、昨日祥林嫂を偶然逢った事も僕の気持ちをざわつかせている。あれは昨日午後のこと。鎮の東に友人を訪ねた帰りに川辺で祥林嫂を逢った。そして僕は気付いたことは、彼女の据える視線の先は明らかに僕を向いている。(優秀翻訳者の作品に抜粋 下線の部分は翻訳の難所 )
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