中日翻訳コンテスト  2020年9

              

 


020年9月の優秀答案当選者6名: 田村康子高橋歩  田中涼子 伊藤佐和子  田中美佐子 藤井佳苗   翻訳努力当選者4名: 江川美帆 四元典子 李静方 王樹銘 

 

 

编者按:《怎电线杆》作者夏维东(留美学者) 是发表在网上中文杂志《新语丝》上的一篇小品文。文章描写了在美国一家大型制药厂工作的中国人工程师和法国人工程师在黎曼危机中面临公司大量裁员的诚惶诚恐,胆战心惊的日子。文章生动而饶有风趣,已经选入中国文化沙龙中文上级阅读教材第21册。

 

《怎电线杆之10》我不知道他在干什,就忍不住推了推他的肩膀,示意我在和他说话。我想不到的事生了,杰克扭冲我瞪着眼睛吼道:全乱了!全乱了!你没看到我在忙?我了,臊眉搭眼地向他道歉,表示自己确确实实不知道他在忙,不是心打他。我他那生气,都不好意思他到底在忙什。杰克像个日理万机的大人物,两只手频频地揉着太阳穴,有气无力地折回公司,我需要重新数,你知道?我已数了232电线杆,眼都不敢眨,可被你全打乱了!那一刻我了,因为晕,所以无。他竟然在数电线杆!而且数了两百多根!!而且因数乱了而冲我大光其火!!!我心里翻江倒海,杰克倒是平静了下来,他用理所当然的口气娓娓道来:我次出都会数电线杆的,很容易数,开车了,因速度太快,你必精神高度集中。有些必要的技巧 需要掌握,才能保准确,比如你需要提前数出前的三到五根,多了你不住,少了你来不及,要估算电线杆之大概的距离,这样才不会手忙脚乱。种电线杆子你知道是什么吗?是电线直接拉在上,太了!有一次我发现两根电线杆子的远远超出了期,后来我留心了,才发现那一棵是。数电线杆其真的不容易,不需要眼明快,耐心也要好, 否就会乱如融化的奶酪。如果哪次数了,我一天都不好,担心某厄运即将临头

 


『電信柱の数え方10』 彼は何をしているのだろう、私は耐え兼ねて彼の肩を軽く押し、私は彼に話しかけているのだと知らせた。すると、思いもよらないことが起こった。ジャックは振り向き、私を睨みつけて怒鳴ったのだ。「台無しだ!台無しだ!今集中しているってわかるだろう?」私は呆気にとられ、極まりが悪くなって、取り込み中だなんて本当に知らなかったし、わざと邪魔した訳ではないのだと謝った。彼があまりにも腹を立てているので、一体何に集中していたのかと聞くこともはばかられた。ジャックはまるで多忙極まる大人物のように、両手でこめかみをしきりにさすり、力なく言った。「会社に引き返してくれないか。数え直さないと。わかるかい?もう232本の電信柱を数えていたんだ、瞬きもせずに。でも、君のせいでめちゃくちゃになった!」その一瞬私はさっぱり訳が分からなかった。ぼうっとして言葉を失った。なんと、ジャックは電信柱を数えていたのだ!しかも200本以上も!その上、数え損ねたことで私に腹を立てているのだ!!!私の心は激しく動揺していたが、ジャックは落ち着きを取り戻し、当然のような口ぶりで滔々と話し出した。「外出するときはいつも電信柱を数えるんだ。歩いているときは数えやすいけれど、車に乗っているときは難しいよ。スピードが速すぎるから、かなり集中しないとダメなんだ。それに、必要なコツを掴まないと、正確には数えられない。例えば、前もって車の前方にある3本から5本を数えておかないといけない。多すぎると覚えられないし、少なすぎても間に合わない。それに、電信柱の間の大体の距離を予測しておくこと。そうすれば、慌てずにすむ。それから、一部の電信柱が何だか知ってるかい?街路樹なんだ!電線が直接街路樹の上に引かれているんだ、まったくひどいもんだ!2本の電信柱の間隔が予想よりずいぶん長いことがあったから、それから注意していたら、その中間にあったのは木だとわかった。電信柱を数えるのは実際全く容易いことではない。目ざとさや、頭の回転の速さだけでなく、根気強さも必要だ。そうでないと溶けたチーズのようにめちゃくちゃになってしまう。もしも数え間違うと、一日中落ち着かず、なにか不運が降りかかって来やしないかと気が気じゃない。」(田村康子)

 

『電信柱の数え方10』 彼が何をしているのかわからず、思わず彼の肩を押して、彼に話しかけているのだということを知らせようとした。思いもよらぬことが起こった。ジャックが振り向き私の目をじっと見て叫んだのだ。「めちゃくちゃだ!めちゃくちゃだ!取り込み中なんだ、見てわからなかったか?」私は呆気にとられてしまって、平謝りした。そして彼が取り込み中だと本当に知らなかったこと、邪魔するつもりなど全くなかったことを伝えた。彼がそんなにも怒っているのを見たら、一体何に忙しくしていたのか聞くことなどできなかった。ジャックは多忙を極める大人物かのように両手でしきりにこめかみを揉みながら、力なく言った。「会社まで戻ってくれ。また一から数え直す。わかるか?もう232本目まで数えたんだ。瞬きもしないでいたのに、君のせいで全部めちゃくちゃだ!」その時私はすっかり目眩がしてしまった。目眩がして何も言えなかった。彼は電信柱を数えていたのか!それも200本以上も!!しかもそれがめちゃくちゃになったから私に向かって激怒しているのか!!!私の心は大波のように動揺していたが、ジャックは一方平静を取り戻しだして、あたかも当たり前だとでもいうような口ぶりで蕩々と言った。「出かけるたびに電信柱を数えるんだ。歩きの時は簡単に数えられるけど、車だと難しい。速度が早いから高度な集中が必要なんだ。技術も必要で、しっかり把握しないと正確さが保証されない。例えばまず車の前にある3~5本を数えないといけない。多すぎると覚えきれないし、少なすぎると追いつかない。電信柱の間の大体の距離もわからないとてんてこ舞いをしていまう。一部の電信柱何でできているか知っているか?木なんだよ!電線が木に直接引かれているんだ。ひどいやり方だ。前に一度、二本の電信柱の間の距離が予測をかなり超えているのに気付いた。後から考えてみてやっと、間に木が一本あったことに気づいた。電信柱を数えるのは実は本当に難しくて、動体視力や頭の回転の良さだけじゃなく、辛抱強さも必要だ。それがないと溶けたチーズのようにめちゃくちゃになってしまうもし一回数え間違ったらその日は一日いいことがなくて、何か災難が降りかかってくるんじゃないかと心配になる。」 (翻訳者:高橋歩)