中国と日本の絶景

 情報更新は2021年7月1日

 

 

 

     蘇州 古典園林   

Classical Gardens of Suzhou

 

 

 

行く経路: 飛行機で上海まで。上海から高速バスや高速列車で蘇州へ行く105.6km。

 

蘇州古典園林(そしゅうこてんえんりん)は、ユネスコの世界遺産に登録されている、江蘇省蘇州にある歴史的な庭園の総称。蘇州古典庭園とも

蘇州古典園林の庭園の多くは明や清の時代に建設された。これらの多くは地元の名士により作られたもので、公共事業としてではなく、個人の趣味で置かれたもので、皇帝所有の庭園である皇家園林に対して私家園林という。庭園は豊かな水を利用し、池を配置した素朴な美しさを特徴とする。蘇州以外の江南の地にある名園(例えば上海の豫園)を含めた江南私家園林が総称として中国国内では一般的である。

蘇州古典園林のうち、拙政園と留園は中国四大名園(蘇州拙政,蘇州留園,北京頤和園,承コ避鼠山莊) の二つに数えられる。また、宋代の滄浪亭、現代の獅子林、明代の拙政園、清代のの留園の4つの時代にそれぞれ作庭起源をもつ庭園を合わせて蘇州四大園林ともいう。

1997年登録

拙政園zhuō zhèng yuán

明代の1510年頃、役人の職を辞した王献臣が故郷に戻って建造したもの。面積約5.2ha

留園 liú yuán

明代の1593年に建造された庭園を起源とする。清代の1873年から3年にわたる大改修が行われ現在の形になった。面積約2.3ha

網獅園 wǎng shī yuán

南宋時代に起源を持つ。面積約0.5ha

環秀山荘huán xiù shān zhuāng

清代に建造。面積約0.2ha。

 

2000年登録

滄浪亭(cāng làng tíng

      五代十国の呉越時代に起源を持つ。北宋時代に詩人蘇舜欽が購入し、屈原の詩に因んで名付けた。面積約1.2ha

獅子林(sī zi lín

元代の1342年に創建。面積約0.9ha。

藝圃( yì fú

明代に建造。面積約0.4ha

耦園( ǒu yuán

清代に建造。面積約0.8ha。

退思園( tuī sī yuán

清代に建造。面積約0.4ha。

 

 

 

 

 

獅子林   photo by: www.6yao666.com

 

蘇州の北東に位置する。園内では石の峰は林立するのに獅子林と命名した。

 

 

 

 

滄浪亭    photo by: www.blog.sina.cn

 

蘇州の南に位置する。蘇州もっとも古い庭園の一つ。北宋の紀元1041年建設、南宋著名な抗金将軍韓世忠の住宅もあった。

 

 

 

 

拙政  photo by: www.k.sina.com.cn

 

蘇州の南に位置する。明の時代で建設、蘇州拙政園は蘇州留園,,北京頤和園,承コ避鼠山莊,ともに中国四大庭園(拙政園、)になっている。

 

 

 

 

 

留園 photo by: www.item.com

 

蘇州中心部に位置する、清代建設した大型プライベート庭園、面積は23,300平方メートル、清の建築風格。園内太湖石の奇石が有名。園の主人は頻繁に交替していた。

 

 

 

 

 

 怡園  photo by:  www.mripian.cn

 

蘇州中心部に位置する。清の光緒年間建設した。建設時期は遅いので、いのんな庭園の特徴も集まった。

 

 

 

 

 

網獅園 photo by:  www.mt.sohu.com

 

蘇州市東南部。南宋時代建設、最初の主人は本の収集家兼ね官僚、清代定年官僚は再建して、今の状態。蘇州庭園中一番小さい庭園。