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着物のルーツは隋朝
或は弥生時代の貫頭衣？
一 縄文弥生古墳時期の大和服裝
◇縄文時代と弥生時代の土偶から見れば、衣服を着ていることは間違いません。材料は獣か魚の皮や羽毛、木の皮などだろうか。それから、植物繊維たとえば麻で編み物に変りました。 ３世紀末中国の歴史記録の本「三国志」中「魏志」第３０巻に「倭人伝」があります。その中には「男子皆露紒/以木緜招頭/其衣橫幅/但結束相連/略無縫/婦人被髮屈紒/作衣如單被/穿其中央/貫頭衣之/種禾稻紵麻蠶桑/緝績出細紵縑緜」
日本語の訳文は「男性子供は皆髷、棉の布を頭を巻く、服は一枚の布で横方向で結んで接合、縫はちょっとあり、女性は髪を肩の後ろで垂れて、先に廻して髷のように止め、服の形はまるで一枚布の布団、頭は布団の中央を貫く、貫頭衣である」。残念ながら、この貫頭衣を着ている土偶はなかった。でも、下の土偶の男性の服と帽子はかなりファションではないか？メガネ？も掛けているか？上衣は動き安いディザイン、下は裙のような穿くと脱ぐ安いディザイン。服の上に縄文流行な花紋もあります。更に、ネックレスも掛けています。上下のバランスはかなり取っていました。
女性らしい土偶はまるで縄文のウィーナス。この土偶は平成４年（１９９３年）山形県舟町の西ノ前遺跡から発掘した。高さは４５センチ、日本では最大といわれます。女性らしい体型ですが、頭に「棉の布を頭を巻く」らしい。上は薄い服が、下は、キュロットスカートのような着物です。かなりすてき！
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古墳時代の墓から発掘された埴輪は、当時の服は男女ともに上下分けていた、男性は狭い上衣とゆったりしたズボンのような袴で、ひざ下をひもで結んでいます。女性は上衣と喪(裾の長いロングスカート)の姿でした。襟は男女ともに左前の盤領(あげくび)という詰衿形式が多かった。
左前の盤領
二 沙苑文化仰韶文化時期大陸服裝
大陸では、７０００年前からの河姆渡文化時期及び６０００年前からの仰韶文化時期水稲栽培中心とする農業と麻中心はじめのちに蚕糸中心の紡績業は始まりました。あの時期の服装は上下分離の「袍服,深衣」（長くてゆたり服）と「襦裙」（(短上衣)はメインでした。伝説により、中国大陸ではもっとも古い服装は５０００年前の黄帝。漢武粱祠石室の皇帝畫像左邊の題詞は「黄帝
多所改作 造兵 井田 垂衣裳 立宮宅」 。漢朝の史記中の「五帝本紀」の記録は「黄帝之妻「女累祖始蠶」,隋書《禮儀志》曰:「北周尊女累祖為先蠶」。
(漢武粱祠石室皇帝畫像：「黄帝多所改作造兵井田垂衣裳立宮宅」)
三 商殷周服裝
殷朝(公元前1800年),周朝(公元前1046年から公元前256年)は華夏時代とも言います。全部で７９１年の間、30代37王もいいました。その中、西周515年,東周276年。東周は春秋戦国時代とも言います。この時代の代表人物は、孔子孟子,荀子いいました。儒家,道家,墨家,法家の思想もこの時代から発展しました。周朝の服裝はわりと簡單。「深衣」と言いました。
周朝の「深衣」
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(北周武帝)
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四 秦朝服裝
秦朝は、公元前221年から前207年, 全部で14年けれども上統一前的秦國歴史を含んだら、歴史は長かった。大体公元前900年から始まった。公元前230年から公元前221年までの間6國を滅没まで,一共有23年歷史。中國の始めて統一な大王朝でした。２帝1王。秦始皇、秦二世、秦王子嬰。秦始皇は在位唯14年,しかし、文字(小篆,書明)統一,度量衡統一,貨幣統一,道路寬度統一等など。もちろん、服装も統一。秦朝の服裝は、上が衣、下が裳と呼び,規定により、男性の大禮服は黑色,三品以上の官僚は綠,一般平民は白色の服装決めました。
西安の兵馬俑
秦朝の服裝は、上が衣、下が裳と呼び
左は男性、右は女性の服装
五 漢朝服裝
漢朝(公元前202年-公元220年)歷年400年以上
漢朝は西漢と東漢二つ時期に分けて, 西漢(紀元前202年-紀元8年,トータル194年),東漢(紀元25年-220年)トータル195年。その間、紀元9年から23年まで、王莽は漢を簒奪して立ち上がった「新朝」。漢朝は秦朝の後の統一大王朝でした。漢朝服裝の徴は、袍(長い多層な服), 襜褕)(長い単層ま服),襦(短衣)、裙。漢代は、紡織と刺繡業は盛んでいたので、富んでいる家族はシルク且つ刺繍した服を着ることできました。一般の庶民は、短衣と長いツポンの姿。貧乏な庶民は短褐(粗布で製作した短い衣)。漢朝の女性は、「衣」と「裙」分立式の服装は一般的。「衣」と「裙」的パターンもかなり多いです。漢武帝は、朝鮮半島で四郡を設立した后,
日本列島的三十数國は、朝鮮半島の楽浪郡を経由して、漢朝と使節の往来、納貢など交流は頻繁になりました。その時期は、漢朝の服装は日本列島に流れていた可能性も高かった。
湖南省の「馬王堆遺跡」で発掘した東漢時期の古墓室内の壁画、服装は袍
六 隋朝服裝
隋朝 581年-618年 日本の飛鳥時代
隋朝は漢朝滅亡后、大陸では四分五裂的東西兩晉南北朝時期の350年後建立した統一王朝でした。王朝は短いけれども、その後、大陸全盛時期の唐朝の前奏だった。隋朝は歴史で存在の時期は長くなかった,しかし、中國に対した影響は大きいでした。隋文帝楊堅は581年、「周」的胡人を追い出して、隋朝を設立した。同じ年、琉球王國歸降隋朝。「日本書記」によると、６０３年、聖徳太子が、優れた人を評価する冠位十二階を定めて、役人の位階によって冠の色を定めている。これより上層階級は、隋の衣服令に従って大陸の服装を模倣することになる。
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隋文帝的冕服
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七 唐朝服裝
唐朝 618年-907年 日本:飛鳥時代
唐朝は隋の後の統一王朝,トータル２８９年、２１帝、中国歴史上の強い王朝でした。隋朝の末, 国は四分五裂,617年,唐という地域の王様唐國公李淵派反乱を起こして、長安で「唐朝」を建国。李淵は、唐高祖と自称。唐朝中期,倭国は日本を改名、,孝德天皇は政治改革を行う、唐朝の中央集權制を真似。唐朝から、均田制,租庸調制(人丁は2石谷物を上納することは租と呼び,20日の労役に服することは庸と呼び、絹棉麻を上納することは調と称する),戶籍制,記帳制,道州制等制度を輸入した。長安城の建築と町並みを真似て平安京,平城京を建設した。遣唐使を派遣,來唐の使節団には、僧人五匠百工を含む。著名な僧人は吉備真備や空海等,
空海和尚は、帰国後、第一部漢字字典「纂隸萬象名義」を編集して出版した。平仮名や片仮名もこの時期で誕生。鑒真和尚もこの時期に日本へきた。唐太宗と唐高宗時期には、高句麗,新羅を唐朝に合併、さらに、朝鮮半島で、日本と始めて戦争「白村江戰役」起こしました。日本と百濟聯軍が唐軍に負けて、百濟が滅没,百濟国王や貴族は日本的琵琶湖東岸地区に逃げ込みました。
八 宋朝服裝
宋朝(960年-1279)年,歷年319年。
宋朝は、北宋と南宋の二つ時期に分け。北宋(960年-1127年)は、トータル167年,南宋(1127年-1279年)は、トータル152年。宋朝は中国歴史上で、もっとも高度繁栄な時代でした。社会繁栄の結果は文化生活の大発展。ある学者の見方は宋代は中国版のルネッサンス。宋朝服裝の特點は、簡潔、素朴、拘り、保守的。 直襟、対襟（前ボタン式で,襟が前で合わさる）。服裝は公服、1品から9品、色と紋樣で分類。,常服(私服),平民服。パータンで分類すれば、「襴杉」(男性の長杉),「裳」(上衣と下裳),「直裰」(直襟の領短杉)等など。
九 元朝服裝
元朝(1271年-1368年) トータル97年,蒙古人のフブライハンは、易經中の言葉「大哉乾元」の意味で、国号を「大元」に変更。その時代は、日本の鎌倉時代でした。元朝建立后、領土拡張政策が続けて、日本へ出征、ベトラム、ジャワ、ビルマ、タイなど東南アジアにも侵略、しかし、失敗は連続。そして、末期に、農民は蜂起、元朝は滅亡。元朝服装は、蒙古人統治の影響で，以前の漢族の伝統服裝と比べて、大きい変化があった。元朝はもともと規定な服裝がなかった。1321年、元の英宗皇帝は、古代的モングル伝統服裝を規範して「質孫服」と言われた。特徴は上衣が短い、きつい。腰部はたくさんしわがあり、乗馬しやすいためです。帽子は、笠型だ。女性は高い帽子をかける、「罟罟冠」(罟のもとの意味は魚取る網です)と言われた。長い服は「斗笠子」と言われ。皇帝は官服の色を13種と決まり、役のポストより色を選びではなく、場面により色選ぶ、官服の式樣は、場面の担当者決める。
十
明朝服裝
明朝服装は、宋代元代のデザインを継承した。中後期では、独創的なデザインもたくさん出できた、たとえば、「立ち襟」式や 大量なボタンを目立つに使用する服装もあった、明朝の末期まで。しかし、色んなザイも清代まで影響が続けていた。近代では、朝鮮人の民族服装、琉球王国の伝統服装、ベトナム人の民族服装なども明朝の服装の影響受けた。明代の男子は、常服、吉服、常禮服等を場面により換わっていた。日常生活中。長い服装の「袍衫」はメインです。デザインは様々、「直身」、「直裰」、「道袍」、「行衣」、「深衣」などなど。上流社会やお金持ち男子の衣服はシルク、紋様、刺繍などデザインは多かった。労働者たちは、上が衣服、下がツポンの「短褐」はメインだった。帽子はよくかけていた、デザインもさまざま、よく見られたは帽子は「幅巾」、「大帽」、「東坡巾」、「儒斤」など。明代女性の服装は、「杉」、「襖」、「比甲」、「裙」など。服装の基本デザインは、大体唐、宋、明、元の影響受けた。
十一 清朝服裝
清代男性の日常服装は、常服が「長衫」（ロング上着）、「馬掛」（短い上着）、「馬甲」（短いベスト）メインだった。清代皇帝の服装は、朝服、吉服、常服、行服等があった。皇帝の朝服及び冠は，冬と夏に分け。冬夏朝服の区別は、衣服の縁、春夏はシルク、秋冬ぎょうは珍貴皮毛。朝服の色は黄色メイン。祀天の行事の時、紺色。漢族の女性服は、「披風」や「襖裙」。「披風」は清代女性のコード，パータンはいろいろ、對襟、大袖など。披風の上，珠寶を飾り。披風的裏には、まだ大襟、大襖、小襖，小襖は女性の下着の上、色は、赤メイン。女性の下着の下は、ほとんど裙。
十二 日本和服
和服すなわち着物,江戸時代以前は呉服と称する。実には、呉服は「着物」の一種。和服の起源は、３世紀の隋代、奈良時代は、遣隋使は隋朝へ行って、隋時代の服装のディザインを日本にもって帰った。日本では、隋その後の唐の服装に真似ることはブームになった。
奈良時代の着物は、中国大陸の唐の漢服の影響を受けているとされ、意匠的に似ている部分が多く、前合わせで帯を締める構成が基本となっているなど、基本的な構成にも似た部分がある。唐の礼制は日本の和服に影響する要素でもあった。
701年に日本で制定された「大宝律令」、及び718年に修訂して、制定された「養老律令」には、衣服令が含まれていた。衣服令では朝廷で着る服として、礼服、朝服、制服が定められている。礼服は、重要な祭祀、大嘗祭や元旦のときに着る服である。もちろん、庶民にも影響があった。
室町時代、唐服の基礎で作成した和服は、以後、日本の国民服になった。しかし、和服の帯は、唐服にはなかった、研究により、これはキリスト教士の影響かもしれなかった。
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