日本の面具
大王の葬送儀礼を再現したとも見られる埴輪群が出土した大阪府高槻市の国の史跡・今城塚古墳で、鷹匠などをかたどった埴輪12点が新たに見つかったと同市教委が2001年9月28日、発表した。先に見つかっていた61点の埴輪に、端正な顔立ちの若い男性や冠帽をかぶった人物の埴輪が含まれていたことも判明した。市教委によると、鷹匠の埴輪は、鷹狩りに使うタカを乗せていたとみられる左手部分。若い男性の埴輪は、長さ約10センチの顔の部分。人物がかぶっていた冠帽には、両側に三角形状の立ち飾りがついていたという。市教委は同古墳から出土した代表的な埴輪16点を、同市桃園町の市総合センター1階で2001年9月29日から10月4日まで展示しました。(京都新聞2001年9月28日)。
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